レンタルボートに乗ってみませんか
休日の堤防はどこも釣り人でいっぱい。 そんなときは、ボート釣り。
レンタルボートに乗って沖に出てしまいましょう。
貸しボート屋でボートを借りて沖に出てしまえば、混雑とは無縁。
数もサイズも、堤防釣りよりきっと満足できるはずです。
乗合船に乗って釣りをするという手もあります。
乗合船なら船長が、良く釣れるポイントまであなたを連れて行ってくれるでしょう。
トイレ完備、エサの準備もいりません。
しかし乗合船の場合は、指定された仕掛けを使わなくてはならないことが多いのです。 場合によっては錘の重さまで指定されてしまいます。
釣りの楽しみって魚を釣ることだけではないと、私は思います。
いろいろと本を読み、ネットで調べ、仕掛けをあれこれ工夫することも、釣りの楽しみのひとつです。
ボート釣りなら、ポイント選びもエサも仕掛けもすべてが自分次第。
自由にのびのびと釣りが楽しめます。
レンタルボートの種類
手漕ぎボート
公園のボートを考えてください。
公園のボートとの違いは、”いかり”または”おもり”が備えられていることくらいです。
手漕ぎボートは、浜から自分でボートを漕いでポイントを目指すのですが、店によっては曳舟のサービスがあります。
曳舟サービスとは、店のエンジン付きのボートで、手漕ぎボートを釣りのポイントまで運んでくれるサービスです。
釣りのポイントが遠い場合、曳舟サービスがあれば、それはそれは楽です。
だって自分で漕ぐのは、ポイントからポイントへ移動する時だけなのですから。
手漕ぎボートはたいてい2人乗りです。
お父さん+お母さん+子供
お父さん+子供+子供 という乗りかたをしたい人は、注意が必要です。
2馬力船ボート
船舶免許が不要な船外機船です。
手漕ぎボートに2馬力のエンジンがついているのをイメージしてください。
たったの2馬力ですが手漕ぎボートより断然速く、断然楽です。
操船が不安だというあなた、はっきりいって手漕ぎボートより操船は楽ですよ。
船外機付きボート
わが家には子供が3人いるので、子供達全員を連れてボート釣りをするとなると、どうしても船外機付きボートが必要になります。
船外機付きボートは、手漕ぎボートに比べレンタル料は高くなりますが、スペースの広さと、手漕ぎとは比べものにならないパワーはやはり魅力的です。
店によっては、魚群探知機が備えられているボートもあります。
ボートのサイズも6人乗り、8人乗りなどがあり、グループでの利用が楽しめます。
手漕ぎボートでそれぞれが散らばって釣りをするという手もありますが、仲間同士1艘の船でワイワイと釣りをするほうが楽しいでしょう。
グループでボート釣りをするのなら、船外機付きボートがいちばんです。
船外機付きボートをレンタルするには船舶免許が必要になります。
船舶免許といっても取得は簡単。
私は1泊2日の短期コースで船舶免許を取得しました。もちろん操船講習も受けています。
「えっ!こんな大きな船を動かすの?」と、最初はかなりドキドキしながらの離岸接岸の練習でした。(自動車教習所と違い、失敗してもパニックにならず手順とおりに操船すれば、試験で落ちることはないそうです)
また机上の勉強も、海上での交通ルールや船の装備など、初めて知ることだらけで、とても楽しく勉強をすることができました。
ライフジャケット
私がこれまで行った店では、どこの店もライフジャケットは無料で貸し出してくれたので、ライフジャケットを用意する必要はありません。と言いたいところですが、店で貸し出しているライフジャケットは、汚れていることが多いのです。
私なんかは汚れていても気にしませんが、女性とボートに乗るのであれば、きれいなライフジャケットを用意しておいたほうがいいかもしれませんね。
レンタルボートで釣りをするときは、国の安全基準を満たすライフジャケットを着用しましょう。国土交通省の基準適合を満たしたライフジャケットには「桜マーク」がついています。
ボートの上で着るだけなのですから、かっこいいライフジャケットでなく、こういう安い救命胴衣というやつで十分です。
子供用ライフジャケットは、用意してある店とそうでない店があります。
出かける前に電話で確認をしておきましょう。
ボート釣り以外でも防波堤釣りや海や川で遊ぶのであれば、お子さまの体に合ったライフジャケットを用意しておいたほうがいいですね。
お子さまにも「桜マーク」が入った子供用ライフジャケットを用意しましょう。